子供は様々な理由で不登校になります。中学校までの児童で全国には約２５万人の不登校児が存在する状況のなか、

不登校は大きな社会問題となっています。

 

日本の教育制度、社会通念において、不登校児になっても最終的には’学校‘に戻ることが期待されます。

集団の中での学校生活が今後の社会生活の原点であり基礎になると考えられているからです。

不登校児が通うことが出来る支援施設として’フリースクール‘があります。公立、私立のフリースクールが混在していますが、

どちらも一時的に通い、学校に戻ることを促進するという役割に違いはありません。

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フリースクールにじいろはコミュニケーション力が必要とされる集団学校生活での教育的効果を否定しません。

児童が自らの能力を認識し発達させる過程で、他者とのコミュニケーションを通じての関わりは必要不可欠であると考えます。

当スクールでは不登校児が通学している学校への早期復帰を目指します。そのため、児童の通学小学校と連携を密にし、

報告と協議を重ねながらスムースな復帰促進を実施します。学習指導は個別指導を中心として行い、個々の児童が学校復帰を

果たした際に周りの児童と同じ学力獲得を目指します。

 

フリースクールにじいろは、集団学校生活でのコミュニケーション力アップに英語を活用します。英語は他者との

コミュニケーションなしでは学習効果が現れにくい教科の一つです。そのため、コミュニケーション力向上には最適なツールです。

フリースクールにじいろでは、児童が接する先生は全てバイリンガル、又はネイティブの先生です。英語でのコミュニケーション

に慣れる事で他者との差別化ができ、さらに自分自身への自信となり、自己実現への基礎が芽生えます。自己への自信確立が

今後の社会生活の中で、重要な役割を果たすと考えます。人間が‘社会的動物’である以上、他者とのコミュニケーションなしで

生きることは出来ません。

 

フリースクールにじいろでは、学習以外に様々な興味を喚起するような活動も取り入れ、

たとえ短期間ではあっても、不登校の児童たちにコミュニケーションの大切さを伝え、これから生きる糧になる資質を

伸ばせていけたら、と望んでいます。

 

　　　　　　　　　　　　　　                                                                                                     特定非営利活動法人ルミエール旭川理事長　　　　　　　　　　　　　　　　           　　　　　　　　　　　　　　　　　                                                                                          フリースクールにじいろ代表
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　                                                                                                        奧山　豊

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